陶芸の世界に魅了されている方や、個性的なアーティストの作品に興味をお持ちの方へ、今回は約50年のキャリアを誇る陶芸家・野嶋信夫先生をご紹介します。
野嶋信夫って誰?
名前 | 野嶋信夫 |
生まれた年 | 1949年 |
出身地 | 静岡県 |
職業 | 陶芸家 |
陶芸家歴 | 約50年 |
https://www.instagram.com/nojimanobuo/ |
野嶋信夫先生は、1949年生まれ、静岡県出身の陶芸家です。
24歳から陶芸を始められたので、その道、実に約50年。陶芸一筋でやってこられました。
これからご紹介していきますが、野嶋信夫先生の作品は非常にデザイン性が高いです。
そしてInstagramに投稿されている写真が美しいです!
器に関心がない人でも彼のInstagramを見れば、作品がどこでも買える器ではないことを理解できるでしょう。
野嶋信夫はどんな器を作ってる?
- お茶碗
- 平皿
- そば猪口
- 箸置き
- 小鉢
- ボウル
- 抹茶碗
- 急須
- 湯のみ
- 花器
- ポット
- 動物の形をしたオブジェ
など
実に幅広い品揃えです。
お茶碗
印花のお猪口
クジラ型、雲型の平皿
カメの一輪挿し
野嶋信夫の器の魅力とは?
野嶋信夫先生の器の魅力はたくさんありますが、今回は3つに絞ってご紹介したいと思います。
<野嶋信夫の器の魅力3選>
- 圧倒的なデザイン
- 料理や植物との相性抜群
- 扱いやすい設計
それぞれの魅力について詳しく説明していきます。
圧倒的なデザイン
先にいくつかの作品をご紹介したので既にお気づきかもしれませんが、形も模様も非常に独創的です。
この圧倒的なデザインを支えているのが、ぶれない”線”だと考えられます。とくに直線。
例えば、こちらのそば猪口の模様ですが、ただの縦縞模様とは言わせません。線の描き方だけでなく色使いも含め、すべてが芸術的です。
実はこの直線、定規などの道具は使っておらず、手描きで描かれたものです。疑ってしまうほど綺麗で真っ直ぐな線ですよね。定規を使わずに手で描くことで、規則性の中に動きを生み出しています。
もう1つの特徴が細かい柄です。手描きの線とは反対に、様々な道具を駆使して施されています。
細かい柄は箸置きに使用されることが多いです。
この細かい柄は何?と思うことでしょう。何か分かりませんが、とにかくオシャレ!
野嶋信夫先生本人に聞いてみた
「こんなにもクリエイティブなデザインをこんなにたくさん、どのように考えてるのですか」と以前聞いたことがあります。
「デザインを考える時はパターンの組合せが多いです。前に作ったこのパターンの柄とこっちのパターンを組み合わせてみよう、というように、過去の作品の柄の組み合わせを変えたりしています。そういう意味では経験と年数がものを言うかもしれません。」と仰っていました。
野嶋先生は陶芸家として50年の経験を生かし、様々な技法やデザインの試行錯誤を重ねてきました。彼の作品には、その長い経験が織り込まれており、どの作品も独自の魅力を放っています。
料理や植物との相性抜群
野嶋先生の作品は一般的な家庭料理からフレンチのコース料理まで、幅広いジャンルに使うことができます。ただのレタスサラダがイタリアンレストランのサラダのように見えてしまうこともしばしば。
また、植木鉢や花瓶に植物を入れると生命力がみなぎってきます。
作品単体でも存在感があるのに、料理や植物と合わせた時には邪魔をしないのが不思議です。
扱いやすい
「デザインだけで使いにくいんでしょ」と思われたのでは?服でも日用品でもそうですが、デザインと機能は共存しないと思われがちですよね。
しかし、野嶋信夫先生の作品は、どちらも叶えてくれるのです。
形は独特ですが、手馴染みがよく非常に扱いやすいです。
例えば、お茶碗や小鉢は高台の高さ、高大脇のカーブの角度、重さが程よく、うっかり倒すことがありません。
このティーポットの持ち手なんかは、ギザギザしていて持ちにくそう、と思うかもしれませんが、これがまた手にフィットするのです。
野嶋信夫先生の作品はこんな人にオススメ
- 粋なプレゼントを探している人
- 料理が好きな人
- 陶芸が好きな人
上記のような人にオススメです。
粋なプレゼントを探している人
野嶋信夫先生の作品をプレゼントすれば、絶対に「オシャレ!」と言われます。特に新築祝いに持って行くと非常に喜ばれます。新しい暮らしにウキウキワクワクしている人の立場になってみてください。こんなにもオシャレなプレゼントをもらったら、これからの新生活がより楽しみになりますよね。
料理が好きな人
先述した通り、野嶋信夫先生の器はあらゆる料理に合います。「料理は好きで器にもこだわりたいけど、オシャレな器は合わせるのが難しい」「結局いつも白い器に盛り付けてしまう」と悩んでいるあなたに、ぜひ一度野嶋信夫先生の陶器を使ってみてほしいです。斬新なデザインではありますが、「意外と合う!」と思うことでしょう。
あなたの料理はより一層見栄えが良くなるはずです!
陶芸が好きな人
あなたはきっと、芸術品でもあり日用品でもある点に陶芸の魅力を感じているのではないでしょうか。陶芸は民芸品と言われているように、日常生活に溶け込むものです。しかし、伝統のある瀬戸焼や有田焼などを普段の暮らしに取り入れるのは難しいですよね。ですが、野嶋信夫先生の器はこれまでもお伝えしてきたように、アートと機能が共存しています。せっかく買ったのに飾るだけで終わってしまう習慣とはおさらばしましょう!
野嶋信夫の陶芸品はどこで買える?「楽天で購入できるものもある」
野嶋信夫先生の作品は店舗とネット通販で買えます。
店舗としてはまず、京都の銀閣寺の近く、哲学の道に『花葉菜』という小さなギャラリーを構えていらっしゃいます。ここには外国からの観光客が訪れ、日本旅行の記念に購入される方が数多くいます。
通信販売は、Creemaと楽天市場で数点の箸置きのみではありますが購入することができます。
それでも、「京都は遠いな、、」「実物を見て買いたいな、、」と思うことでしょう。そんなあなたに耳寄り情報です。
野嶋信夫先生の作品は神奈川県茅ヶ崎市にある『ハルカゼ舎』という工房併設の器屋でも購入可能です。
『花葉菜』と比べるともちろん数は少ないですが、厳選された作品が置かれています。実物を見たら、その技術力の高さとデザインの虜になること間違いありません。
野嶋信夫の陶芸品いくらで買えるの?「1,000円から5万円以上など」
こんなに素敵な作品だと、気になるのはお値段ですよね。
正直に申し上げると、値段設定は高めです。
お茶碗やそば猪口は約4,000円です。
花器や急須、ティーポットは大きさやデザインにより変動するため一概には言えませんが、1万円は超えます。かなり大きい花器ですと、5万円を超えてきます。
最もお手頃な箸置きは1,000~3,000円が相場です。
実際に手に取っていただくとわかるのですが、デザインが本当に細かく、手馴染みが良くなるように細部まで丁寧に作り込まれています。ひとつひとつ丁寧に手作りされていることを考えれば、このお値段にも納得するはずです。
まとめ
陶芸に興味がある人もない人も、野嶋信夫先生の作品を手に入れて、日々の暮らしを豊かにしましょう!見ているだけでも心がワクワクし、料理をするのも楽しくなります。盛り付けた料理をInstagramに掲載するのもオススメ!
また、野嶋信夫先生の作品をプレゼントした相手からは、この人オシャレだな、と思われるでしょう。
すべてひとつひとつ手作りなので一点物です。
京都でも神奈川でもネットでも、ぜひ一度覗いてみてください。お気に入りの器が見つかるといいですね。
関連ページ
野嶋信夫Instagram
https://www.instagram.com/nojimanobuo?igsh=cG90NmU5bGFqaTY1
https://www.instagram.com/hasiokihanahana?igsh=cWowOThpdmdkMnhn
ハルカゼ舎公式ホームページ
https://harukazesha-chigasaki.com
Creema
アクセス
『花葉菜』
〒606-8403 京都府京都市左京区浄土寺南田町173−15
『ハルカゼ舎』
〒253-0061 神奈川県茅ヶ崎市南湖3丁目14−9
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